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暗号資産(仮想通貨)用語集
暗号資産(仮想通貨)関連用語をわかりやすく解説
ICO
ICO(Initial Coin Offering )はブロックチェーン上で新規に発行されるトークンの初期販売サービスです。トークンの購入者はブロックチェーンを通じて提供されるサービスを利用することができます。トークンの発行・販売者はICOで集めた資金を活用しブロックチェーンの開発を行います。ICOは世界中から資金を集めることができる新たなクラウドファンディングの形として注目を集めています。
投資リターンが最も大きかったICOは2014年の夏に行われたイーサリアムが行ったICOで、42日間に1800万ドルを集めました。この時のICOはビットコインで資金調達が行われ、購入者にはイーサリアムのトークンであるEther(ETH)が配布されました。
ICOトークンの主な利用目的は消費でユーティリティートークンとも呼ばれています。一方、2017年に仮想通貨市場が盛り上がると、ICOトークンの価格が高騰し投資目的に購入するユーザーが増えました。
最近ではSTO(Security Token Offering)と呼ばれるICOを改良したサービスも出てきています。ICOはパブリックのブロックチェーンを活用し誰でもトークンを発行することができます。STOはICOと異なり証券として発行されたトークンが販売されます。STOは証券取引委員会から正式に認められたトークンで主な目的が投資であると位置づけられています。