イーサリアムのステーキング比率が最高の29.39%に
イーサリアムのステーキング比率が7月9日時点で過去最高の29.39%に達した。2025年3月のPectraアップグレードにより、1バリデーターあたりの最大ステーク量が32ETHから2048ETHに引き上げられたことで、大規模ステーキング事業者が多数のノードを統合可能となり、コスト削減と効率化が進んだことが背景にある。今後はCboe提出のETH現物ETF申請が承認されれば、機関投資家の新規ETHステーキング流入が見込まれ、ネットワークの安全性が向上する一方で、権限の集中も懸念されている。