米財務省、2億ドル規模の「豚殺し詐欺」に関与した企業を制裁対象に指定
THE BLOCKによると、米国財務省外国資産管理局(OFAC)は、フィリピンを拠点とする企業「Funnull Technology Inc.」およびその管理者である「Liu Lizhi(リウ・リジ)」氏を、大規模な暗号資産詐欺(通称「豚殺し詐欺」)に関与したとして制裁対象に指定した。財務省が5月30日(木)に発表した声明によれば、Funnull社はクラウドサービス会社から世界中のIPアドレスを購入し、それを詐欺業者に販売。これにより、詐欺用プラットフォームやその他の悪意あるウェブコンテンツのホスティングを可能にしていたという。