高値からの利確売りから1500万円割れ、上昇のモメンタムは弱い状態

6月12日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。オシレーターは足元で下落傾向でモメンタムが低下しています。
- 昨日のビットコインは3.2%下落し、終値は1519万円でした。今週は高値を目指す動きがありましたが、足元では利益確定売りに押される展開となっています。日足は短期の移動平均線を下回る動きとなりました。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落しています。CCIは本日からマイナスに突入しました。Fisherではデッドクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDも下落に転じています。
- ボラティリティ指数のADX(18)は足元で下落しており、トレンドが弱い状態を示しています。
- 今週のビットコインは週始めに買われ、1600万円にタッチする動きもありましたが、高値を超えることができず反落しました。週次の値動きもマイナスとなりました。オシレーターも下落方向への推移に変化し、相場のモメンタムが悪化しています。短期的には日足が長期移動平均線にタッチしたことで、反発も予想されます。一方、長期的には高値警戒感が強く、上昇した際は再度売られる可能性があります。相場のモメンタムは非常に弱く、長期的なトレンド転換も考慮する必要が出てきました。

- 価格は14EMA(1538万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1477万円)は上昇しており、長期トレンドも強気に傾いています。一目均衡表の雲は先行スパン1(1527万円)が先行スパン2(1423万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(4)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.3)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(1.4)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(165259)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(177050)を下回り、買いシグナルは出ていません。