米金利上昇でもBTC反発 ベアスティープニング進行が支援か

17日のビットコイン(BTC)円は1001万4831円から取引が始まった。FRBの利上げ観測後退を受けたドル安を背景に、東京時間の相場は1010万円を回復。欧州勢参入直後には一時失速するも、長期〜超長期ゾーンの米国債利回りが上昇するなか、欧州時間中盤からのBTCは上値を追う展開に転じた。また、米財務省がジーニアス法案の履行に向けたパブリックコメント募集を開始するなど、制度面での進展もあり、米国時間終盤には1030万円に肉薄した。今朝方には高値揉み合いに転じ、終値は1027万8279円と、先週の下げ幅を一日で奪回した。


昨日は原油価格と米国債利回りが上昇し、米株も軟調に推移するなか、BTCはこれらの逆風を跳ね除けて上昇した。米・イラン関係の悪化に伴う原油高がインフレ懸念を通じて米金利を押し上げている側面はあるものの、米国債のイールドカーブは急速にベアスティープニングしており、30年債利回りは2007年以来の高水準を記録。長期〜超長期債の大量増発による需給悪化も意識されている可能性があり、こうした財政懸念が無国籍資産であるBTCへの資金流入を促したとも考えられよう。尤も、6月に締結された米・イランの停戦は昨日で期限切れとなり、イラン側は「防衛」から「攻勢」への転換を示唆している。軍事衝突が再び激化すれば、原油高を通じてインフレ懸念が再燃する可能性には引き続き警戒を要する。また、昨日の上昇で先週の下げ幅を一気に奪回したことから、本日は短期的な利食いにも注意しておきたい。



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bitbank Report 2026/08/18:米金利上昇でもBTC反発 ベアスティープニング進行が支援か












