BTCはCPI鈍化も上値追いに失敗 本日も方向感模索するか

12日のビットコイン(BTC)円は1013万1106円から取引が始まった。東京時間序盤は小高く推移したものの、その後は1016万円周辺で揉み合いに終始。欧州勢参入後には、米消費者物価指数(CPI)発表を控えたポジション調整により米国債利回りが低下したことで、1020万円周辺に戻した。CPIは前年比+3.4%と市場予想に一致し、前月から伸びが鈍化したことで、発表直後の相場は高値1024万円まで上昇した。しかし、CPIを無難に通過したことで米国債には事実売りが入り、利回りは反発。その後、米10年債入札を控えた国債売り(利回りは上昇)も相まって、1010万円周辺まで反落した。終値は1011万2502円と前日比でほぼ横ばいとなったが、上値の重さも確認された。


7月の米CPIは総合・コア共に前年比で6月から伸びが鈍化したことで、9月FOMCでの利上げ観測は後退した。尤も、FF金利先物市場では政策金利の据え置きが6割程度、利上げが4割程度織り込まれており、利上げ観測が決定的に後退したとは言い難い。こうしたなか、本日は米卸売物価指数(PPI)の発表を控えており、CPIに続いてインフレ鈍化を示す結果となれば、利上げ観測の一段の後退を通じてBTC相場の下支えとなろう。一方、中東情勢を巡っては特段の進展がなく、船舶への攻撃が続くほか、米・イランの交渉も膠着しており、原油価格には上昇圧力が掛かりやすい状況が続いている。インフレ鈍化はBTC相場の支援材料となる一方、原油価格が落ち着かなければその効果も削がれると言え、本日のBTCも底堅さを維持しつつ、上値の重い展開が続くか。



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bitbank Report 2026/08/13:BTCはCPI鈍化も上値追いに失敗 本日も方向感模索するか












