BTCは8.5万ドルを巡る攻防続く 雇用統計で決着つくか

10月1日のビットコイン(BTC)円は1317万9764円から取引が始まった。東京時間は小確りと推移し、1335万円まで戻すも、終盤には戻り売りが入り、上げ幅を吐き出した。欧州勢参入後は1330万円を背に底堅い推移となるも、材料難のなか方向感を模索する展開が続いた。しかし、米国時間には、FRBのジェファーソン副議長が、インフレの上振れを警戒しつつも、追加利上げについては今後の経済指標を見極める姿勢を示したことで、短期ゾーンを中心に米国債利回りが低下し、BTCは高値1347万3192円に浮上した。その後もこの日の高値圏を維持し、終値は1341万1110円となった。


今週は米経済指標やFRB高官発言を受けて追加利上げ観測が揺れ動くなか、BTCは8万5000ドル(≒1343万円)を巡る攻防が続いている。昨日はジェファーソンFRB副議長が今後の経済指標を見極める姿勢を示したことで短期金利が低下し、BTCも同水準を一時上抜けたが、終値では維持に失敗した。本日の東京時間には再び8万5000ドルを上回って推移しており、終値ベースで明確に上抜けられるかが焦点となろう。こうしたなか、本日は9月の米雇用統計を迎える。FF金利先物市場では10月FOMCでの金利据え置きが7割超織り込まれており、強めの結果となれば追加利上げ観測が再度強まり、短期金利の上昇とともにBTCには下押し圧力が掛かる可能性がある。日足のRSIでは弱気のダイバージェンスも続いており、値幅調整には注意したい。一方、弱めの結果となれば追加利上げへの警戒が一段と後退し、8万5000ドルを上回る水準に定着する可能性もあろう。本日の雇用統計を切っ掛けに、今週続いた同水準を巡る攻防に決着がつくか注目したい。



PDFリンク
bitbank Report 2026/10/02:BTCは8.5万ドルを巡る攻防続く 雇用統計で決着つくか











