米SEC,ポール・アトキンスが第34代委員長に正式就任
米証券取引委員会(SEC)は21日、暗号資産支持派のポール・アトキンスが第34代委員長に正式就任したと発表した。トランプ大統領により1月20日に指名され、今月初めに上院で承認された。アトキンスはデジタル資産の規制枠組みの構築を最優先課題とし、前任のゲンスラー前委員長による「強制措置による規制」方針とは対照的な姿勢を取るとされる。SECはすでに暗号資産関連の訴訟取り下げや、暗号資産が証券に該当しない条件の明確化に向けたタスクフォース設立など、方針転換を進めている。