韓国金融委員会、暗号資産ETFの承認に向けた実施計画を大統領政策企画委員会に提出
韓国金融委員会(FSC)は、現物型暗号資産ETFの承認に向けた実施計画を大統領政策企画委員会に提出し、2025年後半に導入準備を進める方針を明らかにした。これにより、従来禁止されていた暗号資産ETFの国内発行・取引解禁が現実味を帯びる。FSCは併せて、ウォン建てステーブルコインの規制緩和に向けた制度整備も後半に進める計画を提示し、大統領の李在明氏が掲げる「若者の資産形成支援」の政策の一環として位置づけている。韓国は世界有数のリテール主導型暗号資産市場であり、今回の動きは制度的転換点となる可能性がある。