米上院、ステーブルコイン規制法案「GENIUS法」の最終採決を6月17日に実施
米上院は、ステーブルコイン規制法案「GENIUS法」の最終採決を6月17日(火)に実施する予定だ。法案は、発行体に対し米ドルなど流動性資産による100%裏付けや、時価総額500億ドル超の企業への年次監査義務、海外発行者への規制整備を定める。上院可決後は下院に送られ、現在審議中のSTABLE法案との調整が必要となる。トランプ政権の支持を受け、立法化が急速に進展しており、財務長官は市場規模が2028年までに2兆ドルを超える可能性を示唆している。