Gnosis Chain上でEthereumの次期アップデートPecraが実施
イーサリアムの次期大型アップグレード「Pectra」が、Gnosis Chain上で4月30日に問題なく実装され、5月7日に予定されるメインネット実装に向けた有力な前兆となった。Safe共同創業者のMeissner氏は、Gnosisは技術構成やバリデーター構成がメインネットと極めて近いため、今回の成功はPectraの安定性を裏付けるものと評価した。PectraはEIP-7702によるアカウント抽象化の導入や、ステーキング上限の2048ETHへの引き上げ、非ETHトークンでのガス支払い対応など計11のEIPを含む。これまでのHoleskyやSepoliaテストネットでの障害はPectra自体でなくテスト環境の問題とされ、Gnosisでの正常稼働は実装への信頼を高めている。