11月25日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは足元で反発し、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは1.3%上昇し、終値は1366万円でした。小幅に下落する動きとなりましたが、売りは限定的な動きでした。価格は移動平均線に近づいており、14EMAが推移する1410万円近辺を回復できるか注目です。
- オシレーター系インジケーターは、短期で上昇傾向で推移しています。CCIは-85で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDは徐々に遅行線に近づいています。
- ボラティリティ指数のADX（42）は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 昨日のビットコインは小幅に売られ、1400万円を前にして、上値が重くなってきました。足元のモメンタムは先週と比べると改善しており、買い戻しが入りやすい状況です。一方、チャート自体はまだ弱気な形となっており、再度安値を試す展開も考えられます。1300万円近辺は底堅く推移することが予想され、押した際は買い入れのタイミングとなるでしょう。
- 価格は14EMA（1426万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1567万円）は下落傾向で、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1433万円）が先行スパン2（1640万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-85）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.9）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-2.5）を上回り、売りシグナルは解消されています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-772098）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-702596）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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