11月24日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は、移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは足元で反発し、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは1.6%上昇し、終値は1384万円でした。週末は2日連続の陽線を記録し、買い戻しの流れとなりました。一方、まだ移動平均線との差がある状況です。
- オシレーター系インジケーターは、短期で上昇傾向で推移しています。CCIは-88で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDは遅行線の下位で推移しています。
- ボラティリティ指数のADX（42）は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 先週のビットコインは6.5%下落し、4週連続の陰線を記録しました。先週後半にようやく買い戻しが入り、反発の兆しが見られました。短期のオシレーターは上昇している一方、大きなマイナスでの推移となり上昇余地を残しています。長期のテクニカルではまだ弱気な形となっていますが、底を打つ形に発展していくか注目です。1300万円近辺まで再度下落した際は買い戻しが入る可能性があります。
- 価格は14EMA（1435万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1575万円）は下落傾向で、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1436万円）が先行スパン2（1580万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-88）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.5）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-3.3）を上回り、売りシグナルは解消されました。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-786245）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-685221）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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