10月28日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、短期トレンドは強気を示唆しています。短期オシレーターはプラスで推移しており、強気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは1.2%下落し、終値は1720万円でした。上値が重い展開となり、2日連続の陰線を記録しています。日足は徐々に長期移動平均線と短期移動平均線が推移する価格帯に近づいています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落し始めています。CCIは47で推移しています。Fisherは本日からデッドクロスが発生しています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX（20）は下落しており、トレンドの弱体化を示しています。
- 今週のビットコインは足元で下落する展開となっており、週次でもマイナスを記録しています。先週後半から買いの流れが見られましたが、価格は1700万円近辺まで下落しています。上向きで推移していたオシレーターは足元で下落し始めており、モメンタムの悪化が示されています。ADXは本日から20を下回っており、トレンドが弱い状態を示しています。売りが一巡した後は買い戻しの流れが予想され、1700万円を大きく下回るような動きがあれば買い入れを検討したいところです。足元の相場は調整局面を迎えており、小幅なレンジでのトレードをする場面でしょう。
- 価格は14EMA（1704万円）を上回り強気示唆です。53EMA（1705万円）は横ばい推移しており、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1714万円）が先行スパン2（1725万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（47）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（1.7）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger（1.5）を上回り、買いシグナルが出ています。一方、本日からデッドクロスが発生しています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-28722）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-103071）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
.jpg&w=3840&q=70)
.jpg&w=3840&q=70)
