10月23日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、短期トレンドは強気を示唆しています。一方、オシレーターはマイナスで推移しており、弱気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは2.7%上昇し、終値は1682万円でした。日足は終値ベースで今週の高値を記録しました。日足は僅かに移動平均線を上回り、強気示唆に変わりました。
- オシレーター系インジケーターは、短期では反発が見られます。CCIは-49で推移しています。Fisherはマイナス圏で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で下落が継続しています。
- ボラティリティ指数のADX（23）は下落しており、トレンドの弱体化を示しています。
- 今週のビットコインは週後半に買われる動きとなり、約2週間ぶりに移動平均線の上位を回復しました。オシレーターはマイナスで推移していますが、足元では上昇傾向となっています。来週は10月の最終週となるため、買い戻しの動きがある可能性があります。今月は高値から強く売られる動きがありましたが、トータルでは横ばい推移の位置まで価格を戻しています。買い戻しの動きが継続するか注目です。
- 価格は14EMA（1681万円）を上回り強気示唆です。53EMA（1701万円）は下落しており、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1684万円）が先行スパン2（1725万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-49）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.3）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-1.0）を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-230245）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-140266）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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