週末は2週間ぶりに移動平均線を下回る、調整局面入り示唆も

3月17日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターはプラスの推移となり、強気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは4.7%上昇し、終値は1020.0万円でした。週末は土曜日に移動平均線を下回る動きとなりましたが、日曜日は反発しました。日足は移動平均の上位を回復した形となりました。昨日は買い戻されましたが、足元で上値は徐々に重くなっています。
- オシレーターは下落傾向が強くなっています。CCIは中立圏の25で推移。Fisherでは先週後半にデッドクロスが発生し、下落してます。長期オシレーターのMACDも先週金曜日にデッドクロスとなり、遅行線を下回りました。
- ボラティリティ指数のADX(52)は足元で下落し、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 先週のビットコイン週足は、先々週からほぼ横ばい推移となりました。高値は1090万円台まで上昇しましたが、週後半に利確売りが入り、上昇幅が縮小しました。週末には約2ヶ月ぶりに短期移動平均線を下回る動きもあり、これまで上昇一辺倒だった相場に変化が出てきました。テクニカル・インジケーターはモメンタムの低下を示唆しており、相場の下落リスクが上がっています。高値圏を試す動きがあれば、利確売りが予想されます。まずここ数週間強かった週明けの相場の値動きに注目です。今週の相場は調整局面入りが示唆されており、上値が重い展開が予想されます。

- 価格は14EMA(1000.3万円)を上回り強気示唆です。53EMA(856.3万円)は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(977.1万円)が先行スパン2(840.7万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(25)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.5)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(1.6)を下回り、買いは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(608295)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(607319)を下回り、買いシグナルは出ていません。