米上院銀行委員会、ポール・アトキンス氏をSEC議長する議案を可決
米上院銀行委員会は4月3日、トランプ大統領がSEC(証券取引委員会)委員長に指名したポール・アトキンスの承認を賛成13・反対11で可決した。共和党は支持し、民主党は全員反対した。アトキンスはブッシュ政権下でSEC委員を務めた経歴を持ち、2009年に設立したコンサル企業Patomakは銀行や暗号資産関連企業を顧客に抱える。アトキンスは規制の明確化と資本市場の活性化を優先課題とし、暗号資産に友好的な姿勢を示している。一方、エリザベス・ウォーレン上院議員は、彼のFTXとの関係とトランプの利害衝突を問題視した。