ビットコイン相場分析 : 徐々に底堅く推移し大きな下落リスクは後退傾向、良い形で価格調整を行えるか
5月16日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは2.7%上昇した陽線を記録しました。終値は430万円でした。価格は400万円台を維持しており、値動きに底堅さが出てきました。
オシレーターはマイナス域で推移している一方、短期では上昇しています。CCIは-63まで上昇しています。Fisherも上昇中で売りシグナルは出ていません。長期オシレーターのMACDは遅行線を下回っているものの上昇傾向にあります。
ADX(47)は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
昨日のビットコインは小幅に上昇し徐々に買い手が相場に戻っていることを示唆しています。現在は間近高値の440〜450万円のレジスタンスによって上値を抑えられているようです。チャートはまだ弱気を示唆しおり価格調整をするためのレンジ相場が続くと予想されます。先週のような下落リスクはやや後退しています。
下値目処は5月23日の終値380万円付近にあり、ここを安値としチャートが切り上がる形で価格調整が行われると、450万円のレジスタンス突破の可能性が上がります。取引量は徐々に減ってきており先週までの強い売りは一巡したものと考えられます。また価格調整が続くにつれ、徐々にボラティリティも減少するものと予想されます。良い形で価格調整が行われるとトレンドの反転に期待が持てるようになるでしょう。
昨日のビットコイン(BTC)の日足終値は、前日から2.7%上昇した430.2万円でした。価格は14EMA(457.7万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(539.2万円)は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(452.8万円)が先行スパン2(517.7万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-80)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.5)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-2.0)を上回り売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-509647)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-452317)を下回り売りシグナルが発生しています。