12月18日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは0.8%下落し、終値は1330万円でした。日足は2日連続の陰線を記録しました。昨日も移動平均線近辺で売られる動きが見られ、上値が重い状況です。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎの-135で推移しています。Fisherはマイナスで遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDも下落傾向が続いています。
- ボラティリティ指数のADX（21）は下落しており、弱気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは今のところ3.3%下落し、3週連続で陰線を記録する可能性があります。上値は重い状況ですが、足元の安値である1260万円台を割る動きもありません。安値で揉み合う動きとなり、短期の方向感は弱い状態です。長期チャートでは弱気な形が維持されており、引き続き下落方向への動きに警戒です。安値からの反発もあり得る状況ですが、買いポジションはリスクが高いと言えます。
- 価格は14EMA（1383万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1469万円）は下落傾向で、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1397円）が先行スパン2（1517万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル:CCI（-135）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher（-1.6）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-1.4）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル:MACD（-297620）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-258901）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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