ビットコイン相場分析 : ビットコインは買い戻され12%上昇、買い手に安堵感を与える上昇
5月24日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは12.1%上昇した陽線を記録しました。終値は400万円台に浮上し425.4万円を付けました。ここ2日間の下落を帳消しにする上昇を見せ買い戻されました。
オシレーターはマイナス域で推移も短期では上昇しておりモメンタムの回復が確認されています。昨日、CCIは-94に浮上し-100以下の非常に弱気な状態から回復しています。Fisherではゴールデンクロスが発生し売りシグナルが解消されました。長期オシレーターのMACDは遅行線の下位での推移も昨日は小幅に上昇し、反転の兆しが見られました。
ADX(44)は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
昨日ビットコインは一旦の反発を見せ、買い手に安心感を与えました。この反発により短期オシレーターは反転しテクニカルの改善が見られました。一方、長期では弱気のチャートを形成しているため下落への警戒は怠れない状況に変わりありません。5月20日の高値468万円を回復できれば下落トレンドに底打ち感が出てくるでしょう。今週の後半は値戻りを狙った売りがどれだけ残っているかに注目です。400万円の上位を維持するなら強い値動きが戻りつつあると見ることができるでしょう。トレンドの転換点になる可能性がある現在の価格帯の値動きは要注目です。
昨日のビットコイン(BTC)の日足終値は、前日から12.1%上昇した425.4万円でした。価格は14EMA(468.6万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(548.2万円)は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(463.7万円)が先行スパン2(517.7万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-94)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-2.6)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-3)を上回り売りシグナルが解消されました。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-414611)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-21245)を下回り売りシグナルが発生しています。