Bitmainがマイニング機器の新モデルを発表、価格は120万円超えか?

ビットコインのマイニング機器製造大手のBitmainが新たなモデルを発表した。今回の機器「S19 Pro+ Hy」と同時に使用する「Antspace HK3」を利用することで198TH(テラハッシュ)/秒の計算量が可能だとされている。
今回のモデルでは液体クーラーシステムが搭載されており最大のハッシュレートがアップしている。液体クーラーシステムはマイニング機器が発する熱や電気消費、騒音も最小に抑えることができる
新たなモデルを利用するには5445W(ワット)の電力が必要になる。これまでのモデル「S19XP」は3010ワットの電力で最大出力が140TH/秒だった。
S19 Pro+ Hyは早くても2022年の5月以降の発送となる。同モデルの価格は明らかになっていないが、前作のS19XPが公式サイトで120万円ほどする高額な機器であるためさらに値段が上がると予想されている。
マイニング機器の進歩もあってかビットコインのハッシュートは順調に伸びており、現在も最高値を更新中だ。1月13日には215M TH/秒を記録し、ビットコインの値動きが不調であるにもかかわらずハッシュートは好調な推移をみせている。
