【初心者向け】仮想通貨の勉強方法を6つ紹介!投資の始め方も丁寧に解説
仮想通貨(暗号資産)の勉強方法として、動画や書籍、Webサイトなどがあります。
仮想通貨投資は株式や債券と比べて大きな利益を出せる可能性がある一方、その分損失も大きくなります。利益を積み重ねるためにも、仮想通貨に関する知識を事前に勉強しておきましょう。
本記事では、仮想通貨を勉強する6つの方法と、勉強前に知っておくと知識の吸収が早くなる5つの単語を解説しています。
【この記事を読むとわかること】
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仮想通貨の勉強方法について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
仮想通貨について勉強する6つの方法
仮想通貨の勉強方法には、以下6つの方法があります。まずは、各方法の詳細から確認していきましょう。
- 動画(YouTubeやTikTokなど)
- 書籍
- SNS
- Webサイト
- セミナーやスクール
- 投資の実践
1.動画(YouTubeやTikTokなど)
仮想通貨を学ぶために手軽で効果的な方法が「動画学習」です。動画は視覚と聴覚を通じて情報を得られるため、初心者にとって扱いやすい学習方法です。
YouTubeやTikTokなどのプラットフォームでは、仮想通貨に関する有益なコンテンツを無料で閲覧できます。
たとえば、著名な投資家や専門家が解説する動画はもちろん、実際の取引動画なら実践的な知識も得られます。
また、リアルタイムでの市場分析やニュース解説など、最新情報をすばやくキャッチできる点も動画学習のメリットです。
2.書籍
仮想通貨に関する知識を体系的に学ぶためには、書籍がおすすめです。書籍は情報が整理されており、基礎から応用まで幅広い知識を一貫して学べる点が特徴です。
書籍選びに迷った際は、以下2つの基準を参考に選ぶとよいでしょう。
- 著名人がおすすめしている書籍
- レビューの高い書籍
ただし、本や書籍は情報の更新頻度が低いため、最新情報を入手できない可能性があります。
本や書籍で仮想通貨を勉強する際は、入門書から始めて、徐々に専門性の高い本に挑戦するのがおすすめです。
また、紙の本だけでなく電子書籍を活用すれば、いつでも手軽に学習を進められます。
3.SNS
SNSは、仮想通貨に関する最新情報をリアルタイムで得られる便利なツールで、とくに以下3つのSNSがおすすめです。
- X(旧:Twitter)
- Discord
各SNSにおける仮想通貨コミュニティへの入会もおすすめです。コミュニティ内では、所属している仮想通貨取引のプロや、インフルエンサーが発信する有益な情報をすばやくキャッチできます。
また、コミュニティ内で開催される講義やイベントでは、最新の市場動向や、投資のヒントなどの情報が共有されています。
4.Webサイト
仮想通貨の勉強には「仮想通貨専門Webサイト」も活用できます。公式サイトや専門的なブログ、ニュースサイトなどは信頼性の高い情報が集まっています。
また、国内仮想通貨取引所「bitbank」をはじめとする仮想通貨取引所の公式サイトや、プロジェクトのホワイトペーパー※も有益です。
仮想通貨発行体の公式資料では、プロジェクトの目的や技術的な詳細、将来の計画について正確な情報を提供してくれます。
Webサイトは基本的に無料で利用できるため、できるだけコストをかけず、手軽に仮想通貨の勉強をしたい方におすすめです。
仮想通貨の概要を復習したい方は、以下の記事も参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/kyokasho-useful
5.セミナーやスクール
仮想通貨について深く学びたい方は、セミナーやスクールへ参加してみましょう。
セミナーやスクールでは、専門家から仮想通貨の知識を直接学べるため、無料のWebサイトやYouTubeなどにはない濃い情報を得やすいメリットがあります。
たとえば「プロの投資家が教える仮想通貨投資の手法」というテーマの講義では、書籍や動画には記載されていない、セミナー限定の情報を得られる可能性があります。
また、同じセミナーの受講者と情報交換をしたり、ネットワーキング(異業種交流会)の機会を得られたりする点もメリットです。
6.投資の実践
仮想通貨やブロックチェーンの仕組み、投資手法の基本を学んだら、実際に投資を始めながら学習しましょう。
取引を始めると、座学だけでは得られない実践的な知識や経験が身につきます。
初心者の方が仮想通貨投資を始める場合、ビットコインやイーサリアムなど、主要な仮想通貨を選びましょう。金融庁の登録を受けており安全性が高いのはもちろん、取引量が多く売買を成立させやすいためです。
また、仮想通貨取引所は、取引手数料の安さで選ぶとよいでしょう。取引手数料は取引所ごとに異なり、頻繁に売買を行うと、毎回手数料が発生するからです。
実際に自分で取引することによって、書籍や動画で学んだ知識を定着させやすくなります。ある程度学習が進んだ際は、思い切って仮想通貨投資を始めてみましょう。
仮想通貨の勉強をしないとどうなる?
仮想通貨に関する知識が少ないまま投資を始めると、以下のような思わぬリスクに遭遇する可能性があります。
- 買い時を見逃す
- 詐欺に気づかず損失を被る
仮想通貨市場は変動が激しいため、価格変動に対応できないと買い時を見逃してしまいます。
たとえば、ビットコインの価格は2023年から2024年にかけて、「ビットコインETF」が米証券取引委員会(SEC)により認定されたため、価格が高騰しました。
年 | 1BTCの価格 |
2023年 | 10月までは400万円台、その後高騰 |
2024年 | (5月時点)1,000万円 |
参考:CoinMarketCap
また、仮想通貨などのお金が絡む業界には詐欺が付きまといます。
初心者投資家を騙すようなプロジェクトやスクールが存在するため、あまりにも利益が高すぎる甘い話に乗らないようにしましょう。
仮想通貨を勉強する前に知っておきたい5つの単語
仮想通貨の世界に足を踏み入れる前に、基本的な用語を理解すると、勉強の効率が上がり利益を出しやすくなります。
ここでは、仮想通貨を勉強する前に知っておきたい5つの単語を紹介します。
- ビットコイン
- イーサリアム
- ブロックチェーン
- ウォレット
- 仮想通貨取引所
1.ビットコイン
ビットコインは、世界で初めて誕生した仮想通貨であり、世間一般的に広く認知されている仮想通貨です。ビットコインは、2008年に「サトシ・ナカモト」によって開発されました。
ビットコインはブロックチェーンを利用した最初の仮想通貨として誕生し、15年以上たった現在も、多くの投資家に売買されています。
なお、ビットコインの時価総額は全仮想通貨内で1位であり、もっとも有名な仮想通貨です。仮想通貨の勉強を行う際、ビットコインの話題は必ず目にするでしょう。
ビットコインへの投資を検討している方は、以下の記事も参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-pricein10years
2.イーサリアム
イーサリアムは、ヴィタリック・ブテリンによって2015年にリリースされた、スマートコントラクト機能を備えたブロックチェーンプラットフォームです。
スマートコントラクトとは、契約内容をプログラムコードで記述し、条件が満たされれば自動的に実行されるシステムです。
金融や不動産、医療など多岐にわたり、イーサリアムをベースとしたプロジェクトが立ち上がっています。
また、分散型アプリケーション(DApp)の開発基盤としても広く利用されています。通貨の売買だけでなく、アプリやゲームなどの開発にもイーサリアムは利用されています。
3.ブロックチェーン
ブロックチェーンは、複数の取引情報が記録されたブロックを、暗号技術を用いたチェーン(鎖)で連結させた技術です。
ブロックチェーン最大の特徴は、中央集権的な管理者が存在せず、ネットワークに参加するすべてのユーザーによって分散的に運営される点です。
特定の管理者がいるわけではなく、参加者全員で取引をチェックする仕組みであるため、改ざんが極めて難しいといわれています。
ブロックチェーンは仮想通貨の根幹技術であるため、まず覚えておきたい単語の一つです。
4.ウォレット
ウォレットとは、仮想通貨を保管するための「デジタル財布」です。
ウォレットは、ユーザーが仮想通貨を送金したり、受け取ったりするために不可欠なツールであり、資産を守るうえで重要なセキュリティ機能としての役割があります。
ウォレットは自分で用意する場合と、仮想通貨取引所で口座開設を行いウォレットを使う方法があります。
仮想通貨取引所なら簡単にウォレットを管理できるため、初心者の方は取引所で一元管理する方法がおすすめです。
5.仮想通貨取引所
仮想通貨取引所は、仮想通貨売買を行うためのプラットフォームです。仮想通貨取引所は、取引所内で仮想通貨を流通させ、参加しているユーザーが売買を実施します。
仮想通貨取引所を選ぶ際は、手数料とセキュリティを考慮しましょう。手数料は取引所によって異なるため、できるだけコストを抑えて売買できるように、複数の取引所をチェックしてください。
ビットコインの取引所に関する詳しい内容につきましては、以下の記事も参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-howtochooseexchange
仮想通貨について勉強する際の注意点
仮想通貨を勉強する際には、以下3つの注意点を押さえておきましょう。
- 嘘の情報に気をつける
- 最初は簡単な内容から勉強する
- 完璧な知識を求めない
嘘の情報に気をつける
仮想通貨に関する情報のなかには、悪意あるフェイクニュースも含まれています。
とくにSNSや専用掲示板では、信憑性の低い情報が急速に拡散されるため、注意が必要です。たとえば、「仮想通貨を利用して高額なリターンを見込める」と記載した投稿で、ユーザーから個人情報やお金を抜き取る詐欺も横行しています。
嘘の情報に惑わされないためには、仮想通貨取引所の公式サイトや著名なニュースサイト、専門家のブログから情報収集を行いましょう。
正しい知識を習得して、嘘の情報に騙されないようにしましょう。
最初は簡単な内容から勉強する
仮想通貨について理解を深めるためにも、最初は簡単な内容から学習し始めましょう。
仮想通貨は金融業界のなかでも、複雑な概念が多いジャンルであるため、いきなり難しい内容を理解することは困難です。
仮想通貨初心者の方は、ビットコインの基本的な仕組みや、ブロックチェーン技術の概要など簡単な内容から学習してみましょう。
書籍やWebサイトなら「初心者向け」や「入門」とタイトルに書かれたコンテンツがおすすめです。
完璧な知識を求めない
完璧な知識を付けるためにも、勉強だけでなく実践も取り入れてみましょう。知識やスキルを付けるだけでは、仮想通貨取引で利益を出すのは難しいからです。
損失を発生させたくない気持ちから、仮想通貨の知識や投資スキルを完璧に身につけて、投資に臨みたい方は多いでしょう。
しかし、完璧に学習を行おうとすると膨大な時間がかかるうえ、その間にビットコインやイーサリアムが値上がりし、機会損失をしてしまう可能性もあります。
実戦でしか得られない知識・スキルも存在するため、まずは少額から投資へチャレンジすることをおすすめします。
仮想通貨に関するよくある質問
最後に、仮想通貨についてよくある質問を3つ紹介します。
- 仮想通貨で本当に利益を得られますか?
- ビットコインは少額から利益を得られますか?
- ビットコインはメルカリでも取引できますか?
仮想通貨で本当に利益を得られますか?
仮想通貨で利益を得ることは可能ですが、同時に損失が発生するリスクもあります。
とくに、仮想通貨市場は変動が激しいため、他の金融商品では考えられない損失を生み出す恐れがあります。
投資初心者の方は損失リスクがあることを理解したうえで、仮想通貨投資を始めてみましょう。
ビットコインは少額から利益を得られますか?
ビットコインは少額からでも利益を得られます。ビットコインは価格変動率(ボラティリティ)が大きいため、少額でもリターンが大きくなるからです。
たとえば、1BTCが10万円のときに1,000円分(0.01BTC)を購入し、10年後に1BTCが1,000万円になると、1,000円が10万円になります。
少額からでも利益を狙えるのは、仮想通貨投資のメリットといえるでしょう。
ビットコインはメルカリでも取引できますか?
メルカリでビットコインの取引は、以下3つの条件を満たすと可能となります。
- 日本に住んでいる
- アプリで「かんたん本人確認」が完了している
- 手続きの時点で18歳以上75歳未満である
また、メルカリ内のビットコイン価格は、一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が公表する参考価格をもとに取引されるため安心です。
仮想通貨の勉強が進んだら実際に投資してみよう
仮想通貨に関する知識なしで投資を進めると、損失リスクが高くなったり、思わぬ詐欺に引っかかったりする可能性があります。
仮想通貨に関する勉強として、動画や書籍、SNSなどオンライン・オフラインそれぞれの手法が存在します。
本記事で紹介した勉強方法を参考に、仮想通貨投資で効率的に利益を積み重ねましょう。