ビットコイン相場分析 : 深夜帯に強い売りが発生、週末の下落に注意

10月1日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとMACDがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。Fisherはプラス域で推移しています。昨日ビットコインは一時111万円付近まで売られ終値ベースで移動平均線を下回りました。雲の下限がレジスタンスとなり下落した格好になりました。今週の始めから底堅い値動きをみせていたビットコインですが、昨日の下落でオシレーターは下落し始めており相場の流れが変わった可能性があります。Fisherも本日デスクロスが発生し買いシグナルが解消されています。ADX(14)は低水準を保っており相場のトレンドが弱い状態にあることを示唆しています。ビットコイン相場は価格調整が続いていますが、現在はモーメンタムが下方向に動いており週末の下落には注意したいところです。

昨日のビットコイン(BTC)の日足終値は、前日から1.2%下落した112.3万円でした。価格は14EMA(113.0万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(114.0万円)は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(111.1万円)が先行スパン2(118.3万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-2)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(1.2)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(1.0)を上回り買いシグナルが点灯していましたが、本日の始値からデスクロスが発生しています。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-5393)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。一方、Signal(-8989)を上回り強い売りシグナルは出ていません。