12月23日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは1.6%下落し、終値は1368万円でした。日足は2日連続の陰線を記録しました。再度移動平均線を下回り、弱い値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で反落しています。CCIはプラス圏を回復できず、-63で推移。Fisherでは本日デッドクロスが発生しています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で遅行線を上回っています。
- ボラティリティ指数のADX（17）は下落し、ボラティリティの低下を示しています。
- 今週のビットコインは一時1400万円台を回復しましたが、高値を維持することができずに移動平均線を下回りました。上昇していた短期オシレーターも反落し始め、相場の雰囲気が悪化しています。相場はレンジで推移しており、下落方向への継続的な動きもない状況です。昨日は1350万円台で反発が見られ、本日はこの価格帯を維持できるか注目です。ADXが示すように現在の相場には大きな変動はなく、短期では不安定な値動きが予想されます。
- 価格は14EMA（1384万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1455万円）は下落傾向で、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1385万円）が先行スパン2（1489万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル:CCI（-63）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル:Fisher（0.7）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger（-0.07）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル:MACD（-187765）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-225343）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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