BTCは下げ止まるも動意薄 米市場休場で材料難続くか

24日のビットコイン(BTC)円は1368万2808円から取引が始まった。目星い材料に乏しいなか、東京時間のこの日の相場はジリ安基調に終始し、終盤には1355万円周辺まで下落した。欧州勢参入後には買い戻しが入り、1365万円まで反発するも、米国の新規失業保険申請件数が市場予想を下回ると、一時1351万円まで反落した。しかし、その後は米主要株価指数の上昇に連れ高となり、1365万円を回復。米国市場引け後も小締まった推移が続き、一時は前日終値を上回った。ただ、8万8000ドル水準となる1374万円では戻り売りが入り、終値はほぼ変わらずの1368万901円となった。


なんとか米国株の上昇について行ったBTCだが、上値は限定的だった。本日はクリスマスの祝日で米国市場は休場となることから、本日も取引材料に乏しい状況が続くだろう。デリビットのBTCオプション市場でも昨日から大きな動きは確認されず、引き続き、マーケットメイカー(MM)は8万5000ドル(≒1326万円)ストライクでネガティブガンマのエクスポージャーを抱えていると見られ、デルタヘッジによってBTC相場は上昇局面で売られやすい状況と言えよう。他方、連日の上昇で米国株市場では年末年始の「サンタクロース・ラリー」への期待の声が散見される。足元のBTCには割安感もあることから、26日のオプションカットを乗り切れば地合いが改善する余地があるか。











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