相場は再度レンジ内に収まる動き、トレンドの発生期待は後退

9月12日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターはマイナスで推移しており、弱気のモメンタムを示唆しています。
- 昨日のビットコインは2.7%上昇し、終値は380.5万円でした。昨日は月曜日の上昇をほぼかき消す動きとなりました。価格は一時、移動平均線を上回る場面もありましたが、終値近辺では利確売りに押されました。
- オシレーターは反転する動きを見せていますが、マイナスでの推移が続いています。CCIは-50で推移。Fisherはマイナス圏で推移していますが、本日ゴールデンクロスが発生しています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で遅行線を上回り推移しています。
- ボラティリティ指数のADX(22)は下落し、トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは月曜日に足元の安値を更新し、360万円台まで下落しました。弱気トレンドの再開が予想されましたが火曜日には価格を戻す展開となったため、ADXも下落しトレンドの発生には至りませんでした。再度380万円近辺で揉み合う展開となり、レンジ内で推移する相場に逆戻りしました。昨日は反発しましたがチャートは依然として弱い状態を維持しており、上値が重い動きが続くでしょう。

価格は14EMA(382.1万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(395.1万円)は下落しており長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(383.1万円)が先行スパン2(399.6万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAのマイナスで推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-50)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.42)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(-0.48)を下回り、売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-56786)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-62580)を上回り、売りシグナルは出ていません。