XRP(リップル)の今後はどうなる?価格予想や将来性を解説
XRP(リップル)は、送金速度の速さと手数料の安さが評価されている仮想通貨です。
すでに金融機関や国際送金会社にも利用され、新しい金融システムとして注目を集めており、今後の価格上昇が期待されています。
ただし、必ず価格が上昇するわけではなく、課題もあるため投資をする前に確認しておきましょう。
本記事では、XRP(リップル)の今後に関する以下の項目を解説しています。
【この記事を読むとわかること】
|
XRP(リップル)の今後について気になる方は、参考にしてください。
【結論】XRP(リップル)は今後価格上昇の可能性がある
XRPは送金速度の速さや手数料の安さが評価されており、実用化が進んでいるため、今後価格上昇が期待できます。
リップル社が提携を進めているのは、以下の金融機関や企業です。
企業/サービス名 | 利用方法 |
MoneyGram | XRP(リップル)を利用した送金サービス |
SBIレミット | 日本からフィリピンへの送金にXRP(リップル)を利用 |
SBI VCトレード | XRP(リップル)を利用した個人間送金サービス |
サンタンデール銀行 | One Pay FXアプリでXRP(リップル)の技術を活用 |
MoneyGramやサンタンデール銀行、SBIホールディングスなどの大手金融機関がリップル社の技術を自社サービスに組み込んでいます。そのため、XRP(リップル)の需要が高まり、価格上昇につながる可能性が高まります。
ただし、XRP(リップル)に投資する際には、機能性だけでなく、仮想通貨市場の状況や競合している銘柄を分析したうえで総合的に判断しましょう。
XRP(リップル)の今後に期待できる5つの理由
XRP(リップル)は、機能性と実用性が投資家や金融機関から評価されているため、今後の価値上昇にも期待できます。
ここでは、価値上昇に期待できる理由を5つ紹介します。
- 送金機能が優れている
- 発行枚数が上限に達している
- XRP(リップル)の実用化が進んでいる
- 他の主要コインと比較して最高値までの値幅が大きい
- SECとの裁判が終結した
送金機能が優れている
XRP(リップル)は、送金速度が速く手数料も安いため、国際送金システムとして実用性がある仮想通貨です。
たとえば、現在の国際送金システムでは、送金するのに数千円かかるうえ、数日間必要です。一方で、XRP(リップル)を使うと数秒で送金が完了し、数千円必要だったコストは、数円~数十円程度に抑えられます。
送金能力に優れたXRP(リップル)を利用する金融機関や企業が増加することで、価格の上昇が期待できます。
発行枚数が上限に達している
XRP(リップル)の発行枚数の上限は1,000億枚で、すべて発行済みです。
2024年現在、1,000億枚以上発行される予定はないため、購入希望者が増えるほど希少価値も高まり、価格の上昇が期待できます。
たとえば、日本円やアメリカドルなどの法定通貨は発行枚数に上限がなく、市場に出回る資金をコントロールできるため、価格に大きな変動はありません。
一方、XRP(リップル)など発行枚数に上限のある通貨の場合、青天井で価格は上がります。
XRP(リップル)の実用化が進んでいる
XRP(リップル)は国際送金技術の評価が高く、世界中の金融機関で利用されたり、以下用途で実用化されたりしています。
- 「RippleNet」※1に世界45ヵ国300以上の金融機関が参加
- 国際送金業世界大手MoneyGramが「xRapid」を使ったサービスの提供開始
※1:リップル社の提供する国際送金ネットワーク
世界的な実用化が進んでいるXRP(リップル)は、海外送金の問題解決にも期待が寄せられています。
そのため、実用化による価値の上昇にも期待できるのです。
他の主要コインと比較して最高値までの値幅が大きい
XRP(リップル)は、ビットコインやイーサリアムなど主要な仮想通貨と比較すると、最高値までの値幅に差があります。
そのため、次回のバブル相場において最高値付近まで上昇する可能性があります。以下の表で2017年と2021年バブル、現在の価格を比較しましょう。
2017年バブル | 2021年バブル | 2024年8月現在の価格 | |
ビットコイン | 約200万円 | 約700万円 | 約880万円 |
イーサリアム | 約18万円 | 約54万円 | 約38万円 |
XRP(リップル) | 約400円 | 約172円 | 約86円 |
出所:bitbank.ccを参照
ビットコインとイーサリアムは2021年に、2017年バブルの最高値を更新しています。一方、XRP(リップル)は更新できておらず、現在価格と市場最高値の間に差があります。
前回バブル時にXRP(リップル)が最高値を更新できなかった要因として、SEC(米証券取引委員会)との裁判が挙げられます。
しかし、懸念されていたSECとの裁判は2024年8月に終結したため、今後仮想通貨市場がバブル相場になった際には、XRP(リップル)の価格上昇にも期待できます。
SECとの裁判が終結した
長期化していたリップル社とSECの裁判は、2024年8月8日に終結しました。
結果としては、リップル社に制裁金1億2,500万ドルの支払いを命じられました。ただ、当初SECが求めていた制約金は20億ドルだったため、リップル社側は実質裁判に勝利したと受け止めています。SEC側の上告がなければ長く続いた裁判が完全に終結します。
現状は仮想通貨市場全体が下落しているため、裁判結果がXRP(リップル)の価格に与えている影響は限定的です。しかし、次回バブル相場が訪れた際は、大きく値動きする可能性があるため、これからも注目しましょう。
XRP(リップル)は今後上がらないといわれる理由3選
国際的な送金機能として優秀なXRP(リップル)ですが、購入する際の注意点を把握しないと、想像とは異なる結果になるかもしれません。
ここでは、XRP(リップル)が今後上がらないといわれる理由について以下3つを解説します。
- 仮想通貨に対する法整備が不十分である
- プロジェクトが評価されていない
仮想通貨に対する法整備が不十分である
仮想通貨に対する法律の整備が不十分なままだと、再度訴訟を起こされる可能性があります。
リップル社とSEC間の裁判では、XRP(リップル)が「有価証券」と「通貨」どちらの分類となるのか議論されています。
仮想通貨の定義が法律上あいまいで発生した問題のため、再度訴訟される可能性が十分にあるのです。
XRP(リップル)以外の仮想通貨にも関わるため、裁判の進捗はこまめに確認しておきましょう。
プロジェクトが評価されていない
そもそもXRP(リップル)のプロジェクトは、市場から評価されていない可能性があります。
評価されていない理由は、以下のとおりです。
- 発行枚数の半分を自社で保有しており、売却する可能性はゼロではない
- SWIFTはチェーンリンク(LINK)と提携して問題解決が進んでいる
2017年の仮想通貨バブル時は銘柄数も少なく、XRP(リップル)も国際送金という役割で投資家から注目されていました。ただ、現在は競合コインも増えているため、今後価値が下落するかもしれません。
一方、XRP(リップル)は各国の金融機関でも実用化が進んでいるので、価値が上がる可能性はあります。
【基礎知識】XRP(リップル)の特徴
XRP(リップル)は2012年にリップル社が開発した仮想通貨で、国際送金に特化した仮想通貨です。XRP(リップル)の目的は、送金速度の速さや手数料の安さを活かして、現行の国際送金システムである「SWIFT」の抱えている問題を解決することにあります。
XRP(リップル)の基本的な情報は下表のとおりです。
通貨名 | リップル |
ティッカーシンボル | XRP |
発行上限 | 1,000億枚 |
発行年 | 2012年 |
時価総額ランキング | 7位 |
開発している企業 | リップル社 |
XRP(リップル)の詳しい内容につきましては、以下の記事も参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/chart/xrp
本章では、XRP(リップル)の特徴について以下3つを詳しく解説します。
- リップル社が発行したため中央集権的な側面をもつ
- 処理速度が速く手数料も安い
- ブリッジ通貨として国際送金で使いやすい
リップル社が発行したため中央集権的な側面をもつ
XRP(リップル)は、一企業であるリップル社が発行しているため、中央集権的な特徴があります。仮想通貨の代表格であるビットコインは、特定の管理者を必要としない「分散型」であるため、比較すると違いを理解しやすいでしょう。
たとえば、XRP(リップル)はリップル社が発行し、開発や運営を行っています。一方でビットコインはマイナーと呼ばれる参加者によってシステムが維持されており、誰でも自由に参加できるのが特徴です。
中央集権的な体制のメリットは、特定の団体が運営しているため、意思決定や開発をスムーズに行えることです。XRP(リップル)の場合、金融機関や大手企業とスムーズに提携を進められます。
ただし、仮想通貨の多くは、ビットコインのような「分散型」が評価されて投資されています。XRP(リップル)に投資を行う場合は、中央集権的な側面を理解したうえで実施しましょう。
処理速度が速く手数料も安い
XRP(リップル)は、従来の国際送金システムである「SWIFT」や代表的な仮想通貨である「ビットコイン」と比較して、処理速度が速く手数料も安い通貨です。
下表で、具体的な処理速度と手数料の比較をしてみましょう。
送金時間 | 手数料 | |
XRP(リップル) | 3~5秒 | 0.0002ドル |
SWIFT | 2~5営業日 | 25~65ドル |
ビットコイン | 10分~数十分 | 約40ドル |
参考:bitcoin「よくある質問」bitbank「手数料」WISE「SWIFTでの入金について」XRP LEDGER「概要」
SWIFTの送金時間は数日かかりますが、XRP(リップル)は数秒で完了します。ビットコインと比較しても送金時間、手数料ともにXRP(リップル)の方が優れています。
XRP(リップル)の特徴である処理速度の速さと手数料の安さは、投資する際の重要な判断材料です。
ビットコインとXRP(リップル)の違いにつきましては、以下の記事も参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-btc-xrp
ブリッジ通貨として国際送金で使いやすい
リップル社にはXRP(リップル)をブリッジ通貨※として使用する「xRapid(エックスラピッド)」と呼ばれるサービスがあります。
※異なる通貨間の取引を仲介する役割がある通貨
従来の金融システムでは、異なる通貨を交換する際、銀行を経由する必要がありました。しかしXRP(リップル)をブリッジ通貨として利用した場合、銀行を挟む必要がないため、コスト削減につながります。
XRP(リップル)はブリッジ通貨としても機能するため、国際送金で使いやすく、実用性の高さが評価されています。
XRP(リップル)の将来価格予想
XRP(リップル)の価格は、仮想通貨市場の状況やSECとの裁判、企業との提携など影響を受ける要因が多いため、安易な予想はできません。
ここでは、XRP(リップル)の将来価格予想について以下2つを紹介します。
- 専門家による価格予想
- AIによる今後の価格予想
専門家による価格予想
仮想通貨の専門家である、海外取引所2社の価格予想を見ていきましょう。
期間 | BINANCE | |
2024年 | 0.59ドル(89円) | 0.60ドル(90円) |
2025年 | 0.62ドル(93円) | 0.71ドル(107円) |
2026年 | 0.66ドル(99円) | 0.78ドル(117円) |
2027年 | 0.69ドル(104円) | 0.80ドル(120円) |
2030年 | 0.80ドル(120円) | 1.39ドル(209円) |
※1ドル=150円で計算
参考:BINANCE「暗号資産の価格予測」 Gate.io「Ripple(XRP)価格予想2024-2030」
世界最大規模の取引所であるBINANCEは、2024年8月現在価格の0.59ドル前後を推移すると予想しています。一方で、中国系取引所であるGate.ioの予想は、2030年には1ドルを突破するというものです。
どちらの取引所も、XRP(リップル)の史上最高値である3.84ドルには、今後数年で達成しないと予想しています。しかし、どちらも右肩上がりになると予想しており、今後に期待していることがわかります。
AIによる今後の価格予想
AIによるXRP(リップル)の価格予想を見ていきましょう。以下3社は、AIによる仮想通貨の価格分析を行っているメディアです。
期間 | DigitalCoinPrice | TechNewsLeader | |
2024年 | 1.27ドル | 0.74ドル | 0.60ドル |
2025年 | 1.47ドル | 1.12ドル | 0.83ドル |
2026年 | 2.00ドル | 1.70ドル | 1.19ドル |
2027年 | 2.62ドル | 2.47ドル | 1.71ドル |
2030年 | 4.41ドル | 7.82ドル | 5.61ドル |
参考:DigitalCoinPrice「暗号通貨 XRP 価格 予想 2025 ~ 2030 & 2040-2050 : XRP の価値はいくらですか?」 TechNewsLeader「XRP Price Prediction 2025 2030 2040 2050 : Will XRP Rise?」 PricePrediction.net「XRP (XRP) Price Prediction 2024, 2025 - 2033」
どのメディアも2030年には、史上最高値を超えると予想しています。ただし、あくまでAIによる分析であるため、XRP(リップル)への投資を検討する場合は参考程度にしておきましょう。
【高騰の歴史あり】XRP(リップル)これまでの価格推移
XRP(リップル)のこれまでの価格推移について確認し、今後の参考にしましょう。
ここでは、XRP(リップル)の価格変動に大きな影響があった以下6つの期間を解説します。
- 2013年:取引所価格0.005ドル程度で売買され始める
- 2018年:史上最高値3.84ドルをつける
- 2020年:SECから訴訟を受けて下落する
- 2021年:バブル相場で最高値を更新できず
- 2023年:一部勝訴で一時的に上昇する
- 2024年:SECとの裁判が終結する
2013年:取引所価格0.005ドル程度で売買され始める
XRP(リップル)は2012年にリップル社によって発行され、2013年から取引所での売買が可能になりました。
取引開始時は、0.005ドル程度から売買され、その後XRP(リップル)の送金能力が評価され始め、価格は順調に上昇していきます。
2018年:史上最高値3.84ドルをつける
XRP(リップル)の史上最高値は2018年につけた「3.84ドル」であり、2024年現在でも更新されていません。
最高値をつけた要因は、2017年から2018年にかけて仮想通貨市場にバブル相場が訪れたためです。
XRP(リップル)の価格はバブル相場により、約30倍まで高騰したものの、2019年には最高値から10分の1程度まで暴落してしまいます。
2020年:SECから訴訟を受けて下落する
2020年は仮想通貨市場全体が好調であったため、XRP(リップル)も順調に価格を伸ばしていましたが、12月に米国証券取引委員会(SEC)からの訴訟を受けて下落してしまいます。
0.7ドル付近まで上昇していた価格は、訴訟の影響により0.2ドル付近まで下落してしまいました。SECから訴訟された理由は、XRP(リップル)に証券としての側面があるにもかかわらず、通貨として販売していたためです。
訴訟以降XRP(リップル)は、裁判の影響を受け価格が低迷してしまいます。
2021年:バブル相場で最高値を更新できず
2021年に再びバブル相場が訪れ、XRP(リップル)の価格は1.5ドル程度まで上昇します。ただ、ビットコインやイーサリアムなど主要なコインは最高値を更新するなか、XRP(リップル)は最高値の半値程度であったため、期待どおりの価格ではありませんでした。
価格が上昇しなかった主な理由として、以下の3つが考えられます。
- SECとの裁判の長期化
- 国際送金関連の仮想通貨への注目度の低下
- 仮想通貨銘柄数の増加によるXRP(リップル)への資金集中の減少
SECとの裁判長期化はもちろん、仮想通貨の銘柄数が増加したため、XRP(リップル)の注目度が下がったことも要因です。
ただ、ビットコインやイーサリアムなどの主要コインは史上最高値を更新しているため、XRP(リップル)もSECとの裁判懸念が払拭された場合は、価格が上昇する可能性はあります。
2023年:一部勝訴で一時的に上昇する
2023年7月13日にSECとの裁判で一部勝訴の判決が報道されたため、XRP(リップル)の価格は1日で0.47ドルから0.78ドルまで上昇します。
あくまで途中経過であったため、価格は1ヶ月後には下落しましたが、裁判が解消されたときの参考になる価格推移でした。
2024年:SECとの裁判が終結する
2024年8月8日にSECとの裁判は、制裁金1億2,500万ドルの支払いを命じられて終結しました。SECが求めていた制裁金は約20億ドルだったため、リップル社は裁判結果を勝利と受け止めています。
裁判結果を受けXRP(リップル)の価格は、仮想通貨市場が下落相場のなか、一時的に25%上昇しました。
SECとの裁判懸念も解消されたため、仮想通貨市場に再びバブル相場が訪れた際には、XRP(リップル)の価格がどこまで上昇するかに注目しましょう。
XRP(リップル)の今後について注目すべきポイント
XRP(リップル)の今後を考える際に、注目すべき3つのポイントを解説します。
- 大手金融機関との提携
- クレジットカード決済への導入
- ステーブルコイン「RLUSD」を公開
大手金融機関との提携
XRP(リップル)の国際送金システム「Ripple Peyment」には世界中の金融機関が関与しており、以下の国内大手金融機関も参加しています。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- みずほフィナンシャルグループ
- 三井住友信託銀行
- SBIホールディングス
また、国内だけでなくフィリピンやベトナム、インドネシアも送金対象となっています。
対象の金融機関が増えるほど、XRP(リップル)は日常生活にも浸透しやすくなります。今後の動向にも注目しましょう。
クレジットカード決済への導入
XRP(リップル)は通貨としての役割もあるため、クレジットカード決済への導入も注目ポイントです。
MasterCardやVISAなど、大手クレジットカード会社の決済に導入されることで、XRP(リップル)の信頼性向上に期待できます。
仮想通貨全体の今後や将来性については、以下の記事でも解説しています。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/cryptocurrency-future
ステーブルコイン「RLUSD」を公開
リップル社が新たに発表した「RLUSD(リップルユーエスディー)」は、XRP(リップル)と同等の送金速度と低手数料を実現したまま米ドルと連動するステーブルコインです。
そのため、国際送金の役割を「RLUSD」が担い、XRP(リップル)は投資商品の役割も担う可能性があります。
たとえば、XRP(リップル)を国際送金システムに利用する際は、価格変動リスクが課題でした。しかし、価格が安定しているRLUSDをXRP(リップル)の代わりに使うことで、価格変動リスクを解消できます。
XRP(リップル)はより投資商品としての役割が強くなるため、今までとは異なる価格推移を見せる可能性があります。
リップル社が新しく公開した「RLUSD」によって、XRP(リップル)にどのような影響が出るのかにも注目しましょう。
ステーブルコインの詳しい内容につきましては、以下の記事も参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-stablecoin
XRP(リップル)の買い方
XRP(リップル)の今後に期待して投資を検討する際、いつでも購入できるように手順を確認しておきましょう。
ここでは、XRP(リップル)の買い方について以下3つの手順を紹介します。
- 取引所に口座を開設
- 日本円を口座に入金
- XRP(リップル)を購入
取引所に口座を開設
まずは、以下の手順で仮想通貨取引所の口座開設をしましょう。
- メールアドレスを入力
- アドレスに送られたリンク先にアクセスし仮登録
- 必要事項を入力
- 契約締結前交付書面に同意後、ボックスにチェックをいれて「利用開始ボタン」をタップ
- 携帯電話番号でSMS認証設定
- 二段階認証設定で完了
口座開設時には「マイナンバーカード」や「運転免許証」など、写真のついた本人確認証が必要です。
画面の案内どおりに口座開設を進めると、数分で完了します。
日本円を口座に入金
口座開設が終了したあとは、以下の手順で日本円を取引所の口座に入金します。
- 取引所のメインメニューで入金ページにアクセス
- 表示されたページ内で、「JPY日本円」を選択
- 振込先銀行を確認し入金
取引所のメインメニューから振込先を確認できるため、入金手続きを行いましょう。
XRP(リップル)を購入
日本円を口座に入金したあとは、パソコンまたはスマホでXRP(リップル)を購入できるようになります。
仮想通貨の購入場所には、販売所と取引所の2種類があります。投資初心者の方には、売買がシンプルな販売所での購入がおすすめです。
リップルの買い方につきましては、以下の記事も参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankpuls-column-xrp
XRP(リップル)に関するよくある質問
最後に、リップルのよくある質問を3つ紹介します。
- XRP(リップル)は10年後いくらになりますか?
- XRP(リップル)の価格が暴落する可能性はありますか?
- XRP(リップル)はどのように購入すればよいですか?
XRP(リップル)は10年後いくらになりますか?
XRP(リップル)が10年後いくらになるかは今後の動向によって変わるため、明確な価格は断定できません。
しかし、懸念事項だったSECとの裁判も終結したため、最高値の3.84ドル付近に到達する可能性はあります。また、2030年のAI予想は4ドル〜6ドル程度を予想しているため、参考にしてください。
ただし、確実に上昇するわけではないため、参考程度の情報としておきましょう。
XRP(リップル)の価格が暴落する可能性はありますか?
以下の懸念事項から、XRP(リップル)の価格が暴落する可能性はゼロではありません。
- リップル社が保有しているXRP(リップル)を大量売却する
- 国際送金という技術がまだ評価されていない
- 仮想通貨市場全体の暴落に影響される
懸念事項を把握したうえで、XRP(リップル)に投資しましょう。
XRP(リップル)はどのように購入すればよいですか?
XRP(リップル)は以下の手順で購入できます。
- 仮想通貨取引所を開設
- 取引所に入金
- 取引所サイトやアプリからXRP(リップル)を購入
XRP(リップル)は長い歴史と高い時価総額をもち、国内・海外に関わらずほとんどの仮想通貨取引所で購入可能です。将来性に期待している方は取引所を開設して購入してみましょう。
XRP(リップル)は今後の値上がりに期待できる革新的な仮想通貨
リップル社が開発したXRP(リップル)は、国際送金に特化しており、すでに金融機関や大手企業からも利用されている仮想通貨です。
懸念点だったSECとの裁判も終結に向かっており、今後仮想通貨がバブル相場になった場合は、値上がりする可能性はあります。
2024年8月現在は、仮想通貨市場が下落相場になっており、XRP(リップル)の価格も低迷している一方、バブル相場前に購入するチャンスという見方もできます。
XRP(リップル)の今後に期待し、投資すべきか検討している方は、国内取引所を準備しておくとよいでしょう。