11月9日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは足元で反発し、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは2.6%上昇し、終値は1612万円でした。週末は底堅い動きとなり、2日連続の陽線を記録。日足は本日も上昇しており、移動平均線近辺まで上昇しています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で上昇傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎ圏から上昇し-79で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を上回りました。長期オシレーターのMACDは遅行線の下位で推移しています。
- ボラティリティ指数のADX（23）は足元で横ばい推移となり、やや下落トレンドが弱くなっていることを示唆しています。
- 先週のビットコインは5.3%下落していますが、長い下ひげを付けたことはプラスです。テクニカルでは、オシレーターが反発を見せ、相場の雰囲気が変わってきています。日足が移動平均線の上に回復するか注目です。ここ2週間はマイナスとなりましたが、今週は買い戻しの流れとなる1週間になる可能性があります。
- 価格は14EMA（1629万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1677万円）は横ばい推移しており、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1631万円）が先行スパン2（1705万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformが弱気圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-79）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.2）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-2.5）を上回り、売りシグナルが解消されました。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-324031）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-237425）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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