足元のモメンタムは回復、売り需要は減退傾向

9月8日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り、短期トレンドは強気を示唆しています。オシレーターは足元で上昇しており、モメンタムが回復しています。
- 昨日のビットコインは0.1%上昇し、終値は1653万円でした。小幅ながらプラスを維持した形となりました。日足は2日連続の陽線となっています。
- オシレーター系インジケーターは、足元で上昇しています。CCIは 本日からプラス圏を回復しています。Fisherは遅行線の上位を維持しています。長期オシレーターのMACDもマイナス圏で上昇傾向です。
- ボラティリティ指数のADX(17)は下落傾向にあり、トレンドが弱い状態を示唆しています。
- 今週のビットコインはプラスで取引が始まりました。短期のテクニカルは強気な形で推移していますが、ADXを見る限りは現在のトレンドはかなり弱い状態です。相場は方向感が弱くなっており、8月後半から続いた売り需要は後退傾向にあります。新たなポジションが取りづらい相場ですが、相場には底打ち感が出ており、安値を徐々に切り上げています。ここ2週間の高値を超えてくるようだと、上方向にトレンドが発生する可能性が出てくるでしょう。

- 価格は14EMA(1645万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1665万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1665万円)が先行スパン2(1702万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(20)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.2)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(0.8)を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-162773)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-200875)を上回り、売りシグナルは出ていません。