BTCは警戒感漂うなか原油安で反発 FOMCでどう動く?

28日のビットコイン(BTC)円は1045万1136円から取引が始まった。米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感や、前日の米ハイテク株安がアジア市場に波及し、東京時間序盤のBTCは1035万円周辺まで下落した。欧州勢参入後には1040万円周辺まで戻すも、米主要株価指数の下落を背景に、米国時間序盤には1028万円まで下値を広げた。一方、米・イランによる攻撃の応酬が止んだことで、原油価格の下落が相場の支援となり、その後は東京時間の下げ幅を奪回した。尤も、本日のFOMCを控え警戒ムードが漂うなか、BTCの戻り上値は限定され、終値は1046万7907円となった。


本日はFOMC最終日を迎える。FF金利先物市場ではサプライズ利上げが3割程度織り込まれるなど、市場には一定の警戒感が漂っている。一方、直近の雇用統計やインフレ指標はいずれも市場予想を下回っており、現実主義者として知られるウォーシュFRB議長が足元の経済環境で利上げに踏み切る公算は大きくないとみられる。尤も、市場との対話を最小限にとどめる姿勢を示していることから、今後の金融政策についても明確なシグナルは示されない可能性があり、不透明感が残る展開も想定されよう。一方、クラリティ法案の上院採決は来週以降へ持ち越される見通しと報じられているほか、今朝方にはイランによる中東域内の米軍施設への攻撃と、それに対する米国の報復が伝わるなど、中東情勢も引き続き流動的だ。FOMCが利上げを見送れば相場に一定の安心感を与える可能性はあるものの、法案審議の停滞や地政学リスクが意識されるなか、BTC相場の上値余地は限られるだろう。



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bitbank Report 2026/07/29:BTCは警戒感漂うなか原油安で反発 FOMCでどう動く?













