BTCは下値模索 FOMCを前にAI株安が重石

27日のビットコイン(BTC)円は1069万2248円から取引が始まった。週末に米国とイランの双方が攻撃を止めたことで、週明けのBTC相場は1070万円周辺での底堅い推移となった。ただ、1075万円近辺では上値を抑えられ、欧州勢参入後も方向感に欠ける展開が続いた。米国時間序盤には、AI投資懸念を背景とする米ハイテク株の下落に連れ安となり、1055万円まで下落するも、トランプ米大統領がイランとの対話を行っていると明かしたことで、1065万円まで持ち直した。尤も、ハイテク株が軟調に推移するなか、BTCの戻りは限定され、今朝方にはロングの投げを伴って1045万円周辺まで急落。終値は1045万1135円となった。


米・イランによる攻撃の応酬が止み、両国の対話継続も伝わるなか、原油価格は下落基調となっている一方で、AI分野への過剰投資懸念を背景に米ハイテク株の軟調地合いが続いており、BTC相場にとっては方向感に欠ける不安定な環境が続いていると言えよう。また、本日からFOMCが開催されることもあり、市場では7月に進んだ原油価格の上昇を踏まえ、FRBが従来以上にタカ派的な姿勢を示す可能性も意識されているようだ。加えて、BTC相場を支えてきたクラリティ法案についても、採決に向けた具体的な日程は依然として示されておらず、新たな支援材料に欠ける状況が続いている。ドル建てBTC相場は節目の7万ドルに届かず反落しており、FOMCを控えて積極的な買いは入りにくいか。本日も下値を模索する展開に注意しておきたい。
















