BTC続伸で6万ドル回復 ドル安が支援材料に

2日のビットコイン(BTC)円は974万3581円から取引が始まった。FRBによる直近での利上げ観測が後退するなか、東京時間は990万円を回復する場面もあったが、高値では戻り売りが入り、終盤には上げ幅を掻き消した。しかし、本邦財務省高官による為替介入を示唆する発言や、英中銀高官によるタカ派的発言を受けて、ドルが主要通貨に対して下落するなか、欧州時間のBTC相場は粘り腰を発揮。さらに、6月の米雇用統計が市場予想を大きく下回ったことで、米国時間序盤には999万円近辺まで上値を伸ばした。ただ、米ハイテク株が軟調に推移したことで、その後は高値揉み合いに転じ、終値は993万2208円となった。


ウォーシュFRB議長によるインフレリスク後退への言及に加え、ADP雇用レポートや6月の米雇用統計が市場予想を下回ったことで、ドル安と米金利低下がBTC相場の支援材料となっている。ドル建てBTC相場も節目の6万ドルを回復しており、短期的な地合いはやや改善したと言えよう。一方、本日は米独立記念日の振替休日に伴い米国市場が休場となるため、新たな材料には乏しいと指摘され、相場全体も様子見ムードが強まりやすいとみられる。こうしたなか、目先ではドル建てBTC相場の短期下降トレンドラインが位置する6万3000ドル(≒1017万円)が上値の目途として意識されよう。同水準を上抜けることができれば、短期的な反発基調が一段と鮮明になる可能性がある一方、上値では戻り売りも入りやすいとみられ、本日は限られた値幅での推移となる公算が大きいだろう。















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