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暗号資産(仮想通貨)用語集
暗号資産(仮想通貨)関連用語をわかりやすく解説
RSI(相対力指数)
RSIとは:相場の過熱感を測る代表的なオシレーター指標
RSI(Relative Strength Index)は「相対力指数」を指し、一定期間における価格の上昇・下落の勢いを数値化し、相場の「買われすぎ」「売られすぎ」といった過熱感を判断するためのテクニカル指標です。一般的に0〜100の範囲で表示され、数値が高いほど買いの勢いが強く、数値が低いほど売りの勢いが強い状態を表します。価格が上がり続けているときでも、RSIを併用することで「上昇トレンドがどれほど強いのか」「過熱しすぎていないか」といった視点を加えることができます。
RSIの役割:トレンドの勢いと反転の兆しを捉える
RSIの大きな役割は、トレンドの方向性そのものを当てるというよりも、相場の勢い(モメンタム)を把握し、反転や調整が起きやすい局面を見つけることにあります。代表的な目安として、RSIが70以上になると買われすぎ、30以下になると売られすぎと判断されることが多く、価格が反転する可能性が意識されます。ただし、RSIが高いから必ず下落する、低いから必ず上昇するという単純なものではありません。強い上昇トレンドではRSIが高止まりしやすく、強い下落トレンドでは低い水準に張り付くこともあるため、RSIは「反転を確定する指標」ではなく「反転に注意すべきサイン」として捉えるのが重要です。
RSIの算出方法:上昇幅と下落幅のバランスで計算
RSIの算出方法は、一定期間における上昇幅と下落幅のバランスを基に計算されます。一般的な設定期間は14で、直近14本のローソク足の値動きから、上昇した日の平均上昇幅と下落した日の平均下落幅を求め、相対的な強さ(RS)を算出します。RSは「平均上昇幅 ÷ 平均下落幅」で表され、そこからRSIは「100 −(100 ÷(1+RS))」という式で導かれます。上昇が多いほどRSが大きくなりRSIは高くなり、下落が多いほどRSが小さくなりRSIは低くなる、という仕組みです。このようにRSIは価格そのものではなく、値動きの勢いに焦点を当てている点が特徴です。
ダイバージェンス:価格とRSIのズレから転換点を探る
RSIを活用するうえで重要な考え方のひとつが「ダイバージェンス(乖離)」です。ダイバージェンスとは、価格の動きとRSIの動きが一致しない状態を指し、トレンドの勢いが弱まっているサインとして注目されます。例えば価格が高値を更新しているのにRSIが高値を更新できず下がっている場合は「弱気のダイバージェンス」と呼ばれ、上昇トレンドの失速や反落の可能性が意識されます。逆に価格が安値を更新しているのにRSIが安値を更新できず上昇している場合は「強気のダイバージェンス」と呼ばれ、下落トレンドの勢いが弱まり反発が近い可能性が示唆されます。ダイバージェンスは反転の“予兆”として有効ですが、必ずしもすぐに反転するとは限らないため、他の指標やチャート形状とあわせて判断することが大切です。
RSIの活用ポイント:トレンド指標と組み合わせて精度を高める
RSIは初心者でも直感的に理解しやすい一方で、トレンド相場では機能しにくい場面もあるため、移動平均線などのトレンド系指標と組み合わせることで精度が高まります。相場の方向感と勢い、そして過熱感を総合的に捉えることで、より納得感のある売買判断につながります。






