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暗号資産(仮想通貨)用語集
暗号資産(仮想通貨)関連用語をわかりやすく解説
相場環境
相場には、景気や国の金融政策などによってその環境を表す言葉がいくつか存在します。
・「金融相場」:企業業績が低迷している際や、景気が減速している際にでも、金利の引き下げや非伝統的な金融政策(量的緩和)によって低金利の環境となり、株やオルタナティブ資産の投資妙味が生まれ価格が上昇していく状況。
・「流動性相場」:流動性相場は、金融相場下において、政策緩和の度合いが強い際に生まれる相場環境と言え、特に非伝統的な緩和政策によって市場に流動性が供給されることで、カネ余りな状況が、株やオルタナティブ資産への資金流入を促す環境を指します。2020年の新型コロナウイルスによるパンデミックが発生した後は、各国の中央銀行が未曾有の政策を行いバランスシートが急拡大したことで、一度は急落した株価や仮想通貨も持ち直し「過剰流動性相場」とも称されました。
・「業績相場」:中央銀行の緩和的な金融政策が功を奏し、景気が回復に向かい、企業業績も向上することで株価が上昇する相場環境を指します。
・「適温相場」:景気回復や、中央銀行による金融緩和政策など、様々な要因で市況が過熱し過ぎず、かと言って閑散し過ぎず良い状態に保たれている環境を指します。英国の童話「3匹のクマ」に出てくる熱過ぎず冷た過ぎないスープを飲んだ少女「ゴルディロックス」から、「ゴルディロックス相場」とも称されます。