10月16日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。オシレーターは足元で下落しており、弱気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは2.9%下落し、終値は1628万円でした。日足は4日連続の陰線を記録しました。安値を更新する動きが続き弱い値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、下落傾向です。CCIは-110は、売られ過ぎ圏に突入しました。Fisherでは売りシグナルが出ています。長期オシレーターのMACDもマイナス圏に突入しました。
- ボラティリティ指数のADX（26）は下落しており、トレンドの弱体化を示しています。
- 今週のビットコインはこれまでに6.8%下落し、今月の上昇分は帳消しとなりました。2週間で11%ほど下落しています。昨日も買い戻しは入らず、底値を探る動きとなっています。一方、短期では売られ過ぎ水準に入っています。買い戻しは遅かれ早かれ入ると予想されますが、現在の相場状況では上値が重い状況が続きそうです。トレンドの復調には時間を要するでしょう。
- 価格は14EMA（1736万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1718万円）は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1757万円）が先行スパン2（1737万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-110）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.6）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-1.2）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気イアス・シグナル : MACD（-29250）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal（176943）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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