BTCは1200万円回復 協議再開期待も上値はイベント次第

20日のビットコイン(BTC)円は1176万5000円から取引が始まった。週末にはイランが米国との和平交渉再開を拒否したものの、週明けの原油や債券市場は過度な反応を示さず、東京時間のBTC相場は小幅反発となり、終盤には1190万円を試す展開となった。欧州勢参入後もジリ高に推移すると、米国時間にはイラン高官から21日の協議再開に向けてイスラマバードに代表団を送ると発表され、中東の緊張緩和期待から相場は1200万円台を回復した。米国時間終盤には高値1217万4899円まで上昇し、その後は戻り売りが入ったが、終値は1205万8675円と、19日の下げ幅を完全に奪回した。


中東情勢は再度急転しており、協議再開を巡っては一時的に難航したものの、その後、歩み寄りへと転じた点は1週間前と同様の構図と言えよう。21日に停戦合意の期限切れを迎える中、イラン側の選択肢は限られていた可能性が高く、協議再開期待は相場の下支えとして機能しそうだ。一方、進展が伴わなければ、足元の期待が失望に転じるリスクには留意したい。本日は米・イラン協議の第2ラウンドに加え、ケビン・ウォーシュ次期FRB議長候補の指名承認に関する議会証言が予定されている。事前原稿では中央銀行の独立性へのコミットが焦点とされ、サプライズは限定的とみられるが、政策運営への示唆があれば相場の変動要因となり得る。本日は重要イベントが重なるなか、BTCは値動きが大きくなる可能性があり、神経質な展開となる公算が大きい。



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bitbank Report 2026/04/21:BTCは1200万円回復 協議再開期待も上値はイベント次第












