BTCは1200万円手前で足踏み 和平期待も上値追いは一服

15日のビットコイン(BTC)円は1179万2883円から取引が始まった。前日の1200万円タッチから利益確定の売りが入りつつも、中東情勢のヘッドライン待ちとなるなか、東京時間は1170万円台で下げ渋る展開となった。その後は米国時間序盤まで動意に欠ける推移が続いたが、米国の金融やハイテク企業の業績を好感した株価の上昇がBTC相場の下支えとなり、その後は1190万円台まで反発した。しかし、中東情勢を巡る様子見ムードが強まるなか、今朝方は高値圏での揉み合いに転じ、上値追いには失敗。ドル建てでは、100日移動平均線や一目均衡表の雲上限で上値を抑えられる格好となり、終値は1188万6725円となった。


昨日は、パキスタンの軍トップが和平交渉の調整のためにイランに到着したほか、トランプ米大統領が今後「素晴らしい2日間になる」と発言しており、米国とイランの協議再開の確度が高まったと言える。これを受け、地政学リスク後退観測からBTCの利益確定売りは限定的にとどまったとみられる。一方、和平交渉で具体的な進展がなければリスク選好度の強まりは限られ、相場の方向感は出にくい公算が大きい。また、前述の通り、BTC対ドルはテクニカル的なレジスタンスに上値を抑えられており、明確に上値追いとなるには新規材料が必要だろう。以上を踏まえると、BTCは地政学動向を睨みつつも決定打に欠け、本日も高値圏での揉み合い継続が想定される。



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bitbank Report 2026/04/16:BTCは1200万円手前で足踏み 和平期待も上値追いは一服












