12月15日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは2.3%下落し、終値は1343万円でした。日足は4日連続の陰線を記録しています。先週金曜日から移動平均線を下回り、弱い動きが見られます。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎの-170まで下落しています。Fisherはマイナスで推移し、売りシグナルが出ています。長期オシレーターのMACDでは本日からデッドクロスが発生しています。
- ボラティリティ指数のADX（22）は小幅に上昇し、弱気トレンドの再開を示唆しています。
- 先週のビットコインは2.1%下落し、2週連続の陰線を記録しました。今週も売りが優勢な状況となり、安値を試す動きとなっています。先週はプラスで推移していたオシレーターは下落しており、今週は下落方向への動きに警戒です。これまでは1300万円近辺で買い戻しが発生しており、今回も安値を死守できるか注目です。安値圏で反発がなければ下落トレンドの再開となる可能性があり、重要な相場となるでしょう。
- 価格は14EMA（1404万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1484万円）は下落傾向で、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1394万円）が先行スパン2（1524万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-170）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.7）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger（-0.2）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-232890）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-241961）を上回り、売りシグナルは出ていません。本日はデッドクロスが発生しています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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