11月30日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは0.5%下落し、終値は1413万円でした。週末はマイナスとなり、日足は3日連続の陰線を記録しました。本日は週明けから売られる形となり、安値を試す展開です。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落し始めています。CCIは-17で推移。Fisherは本日からデッドクロスしています。長期オシレーターのMACDは遅行線の上位を維持しています。
- ボラティリティ指数のADX（36）は20を上回っていますが、下落しトレンドの弱体化を示唆しています。
- 先週のビットコインは3.7%上昇し5週ぶりの陽線を記録しました。週後半に移動平均線をタッチしたことで上値が重くなり、今週は取引開始から売られています。先週はテクニカル的に売られ過ぎていたため、買い戻しが入りました。今週は再度安値を試す展開が予想されます。週前半は売り込まれる可能性がありますが、安値ではサポートされるか注目です。1300万円近辺でしっかりサポートされると徐々に下落トレンドも弱くなっていくでしょう。
- 価格は14EMA（1423万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1542万円）は下落傾向で、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1422万円）が先行スパン2（1569万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-17）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（-1.0）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger（-0.6）を下回り、買いシグナルが解消されました。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-509106）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-619766）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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