11月20日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターはマイナスで推移、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは5.1%下落し、終値は1365万円でした。日足は2日連続の陰線を記録しました。安値を再度割り込む動きとなり、売りが継続しました。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向で推移しています。CCIは-139で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDでも売りシグナルが継続しています。
- ボラティリティ指数のADX（37）は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインはこれまでに7.1%下落しており、4週連続の陰線を記録する可能性があります。昨日は短期的な反発も予想されましたが、再度売られる動きとなりました。短期的なテクニカルでは売られ過ぎとなっていますが、明確な下落トレンドが発生しているため、需給面が価格を動かしています。底を打つ動きとしては、大きな反発が来た後に買い戻しが徐々に入る傾向があります。反発があるまでは買いポジションは警戒が必要です。
- 価格は14EMA（1497万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1611万円）は下落傾向で、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1534万円）が先行スパン2（1627万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-139）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-3.4）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-3.0）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-688384）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-529536）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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