11月19日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターはマイナスで推移し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは0.4%下落し、終値は1440万円でした。小幅にマイナスとなりましたが、長い下ひげを付ける日足はとなりました。安値圏では底堅さも見られます。
- オシレーター系インジケーターは、マイナスで推移していますが本日から反発の兆しがあります。CCIは-138で推移。Fisherは本日ゴールデンクロスしています。長期オシレーターのMACDは遅行線の下位での推移が続いています。
- ボラティリティ指数のADX（35）は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 昨日のビットコインはマイナスとなりましたが、再度1400万円を割り込んだ価格帯で買い戻しが入りました。安値圏では徐々に底堅く推移し始めています。オシレーターも短期でようやく反転の兆しが見られます。移動平均線は1500万円近辺で推移しており、この価格帯までの買い戻しの可能性はあるでしょう。底入れしたかどうかの判断はまだ早いですが、短期では反発の目が出てきています。
- 価格は14EMA（1517万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1621万円）は下落傾向で、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1553万円）が先行スパン2（1640万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-138）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-3.0）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-2.6）を上回り、売りシグナルが解消されています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-622084）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-489824）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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