11月16日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは1.4%下落し、終値は1457万円でした。土曜日は上昇したため、週末はほぼ横ばいの動きとなりました。日足は移動平均線から下に乖離し、かなり弱い値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、下落傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎ圏の-151で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDは遅行線の下位での推移が続いています。
- ボラティリティ指数のADX（29）は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 先週のビットコインは、9.6%下落し3週連続の陰線を記録しました。週足の下落幅としては今年2番目の大きなマイナスとなりました。価格は1500万円を割り込み、6月以来の安値圏で推移しています。長期的なチャートは弱気トレンドの発生を示唆しています。短期ではオシレーターが再度売られすぎ圏で推移しているため、反発のタイミングもあるでしょう。反発した後は再度安値を試す動きが予想され、買いポジションは短期目線でのトレードとなります。チャートは非常に弱い状態にあり、今週も上値が重い展開に警戒です。
- 価格は14EMA（1559万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1643万円）は下落傾向で、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1579万円）が先行スパン2（1666万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-151）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.8）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-1.3）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-525992）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-379841）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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