11月10日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、短期トレンドは強気を示唆しています。短期オシレーターは足元で反発し、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは1.4%上昇し、終値は1636万円でした。日足は3日連続の陽線となり、足元では買い戻しが見られます。昨日は短期移動平均線を僅かに上回り、強気の値動きとなりました。
- オシレーター系インジケーターは、短期で上昇傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎ圏から徐々に回復し-36で推移。Fisherはマイナス圏で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDでもゴールデンクロスが近づいています。
- ボラティリティ指数のADX（23）は足元で小幅に下落し、下落トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは底堅い動きが見られ、買い戻しの流れとなっています。オシレーターも短期で上昇し、相場のモメンタムが回復しています。昨日の高値は1644万円となり、本日は1650万円台を回復できれば相場の雰囲気はさらに良くなるでしょう。価格は移動平均線の上位で推移しており、今週は相場のトレンド反転があるか注目です。
- 価格は14EMA（1630万円）を上回り強気示唆です。53EMA（1675万円）は横ばい推移しており、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1631万円）が先行スパン2（1705万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformが弱気圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-36）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.7）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-2.2）を上回り、売りシグナルが解消されました。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-298312）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-247802）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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