11月6日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターも下落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは3.1%下落し、終値は1553万円でした。今週は水曜日にプラスとなりましたが、昨日は再度下落し安値を試す動きとなっています。日足は移動平均線の下位を維持し、弱い値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、下落傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎ圏が維持され-166で推移しています。Fisherでも-2.0を下回り、売られ過ぎ圏で推移しています。長期オシレーターのMACDでは売りシグナルが継続しています。
- ボラティリティ指数のADX（20）は足元で上昇しており、下落トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインはこれまで8.4%のマイナスとなり、2週連続の陰線となる可能性が高い状況です。足元ではまだ買いが弱く、底値を探る動きとなっています。短期ではオシレーターが下限で推移していることからある程度の反発も期待されます。来週以降に下落の流れが止まるか注目です。一方、反発後は安値を再度試すことも予想されるため、買いポジションは短期目線が望ましいでしょう。
- 価格は14EMA（1649万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1687万円）は横ばい推移しており、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1636万円）が先行スパン2（1705万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformが弱気圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-166）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.0）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-1.6）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-287205）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-152836）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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