11月4日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。短期オシレーターも下落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは5.1%下落し、終値は1561万円でした。日足は2日連続の陰線を記録し、安値を掘る動きとなっています。下落方向へのボラティリティが上がってきました。
- オシレーター系インジケーターは、下落傾向で推移しています。CCIは売られ過ぎけんの176まで下落しました。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDでも売りシグナルが出ています。
- ボラティリティ指数のADX（17）は足元で上昇しており、下落トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインはこれまでに8.3%下落し、1600万円台を割り込みました。テクニカルでは下落トレンドの発生が示唆されています。短期ではオシレーターが売られ過ぎ圏に突入し、買い戻しも期待されますが、反発が弱いようだと安値を探る展開が継続するでしょう。11月に入り相場は買いが弱い状況に変化しており、下落方向への動きに一層の警戒が必要です。
- 価格は14EMA（1673万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1695万円）は横ばい推移しており、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1674万円）が先行スパン2（1708万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformが弱気圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-176）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.2）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-0.7）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-180000）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-94355）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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