BTCは上昇一服 ウォーシュFRB議長の初陣に注目集まる

16日のビットコイン(BTC)円は1062万6078円から取引が始まった。クラリティ法案の年内成立期待が後退するなか、東京時間のBTCは一時1060万円を割り込むも、原油価格の下落を眺め反発し、欧州勢参入後には高値1073万9059円に浮上した。しかし、その後は高値圏での揉み合いに転じると、ナスダック総合指数の下落に連れ安となり、米国時間序盤には1050万円近辺まで反落した。中東リスクの後退によって、原油価格と米金利が低下するも、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、残りの米国時間は様子見ムードが強まり、底堅くも上値の重い展開に終始した。終値は1052万7791円となり、6日ぶりの陰線を記録した。


本日はFOMC最終日を迎える。市場では政策金利の据え置きが確実視されている一方、ウォーシュFRB議長にとっては就任後初のFOMCとなり、今後の金融政策運営の方向性が注目される。声明では従来の緩和バイアスが削除されるとみられているが、それに加えて政策スタンスが明確に引き締め方向へ傾くかが焦点となろう。また、記者会見では「戦略的曖昧さ(Strategic Ambiguity)」の導入によって、従来より市場との対話を抑制する姿勢が示される可能性もある。ただ、インフレの参考指標としてPCEに代わってトリム平均インフレを重視する考えが示されれば、足元の物価上昇を受けても利上げを急がない姿勢として受け止められる余地がある。総じて、政策運営に関するヒントが乏しく、先行きの不確実性だけが意識される展開となれば、市場の不安感が強まる可能性も否定できない。しかし、利上げを急がない姿勢が確認されれば、安心感からBTCにはポジティブと見ている。



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bitbank Report 2026/06/17:BTCは上昇一服 ウォーシュFRB議長の初陣に注目集まる








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