MA

単純移動平均線

一定の期間における終値の平均値を線で結んだものです。

ローソク足が移動平均線の上にある時は上昇トレンド、ローソク足が移動平均線の下にある時は下降トレンドがあり、移動平均線の傾きの大きさがトレンドの大きさに対応しているとされています。

強い上昇が続く時、価格の動きが移動平均線の近くまで下がり、再び上昇するのを繰り返すことがあります。この時の移動平均線は支持線(サポートライン)と呼ばます。反対に、強い下降が続く時に価格の動き移動平均線の近くまで上がり、再び下降するのを繰り返すことがあります。その時の移動平均線は抵抗線(レジスタンスライン)と呼ばれます。このような動きに反して価格の動きが支持線や抵抗線を突き抜けると、下げ幅や上げ幅が大きくなる可能性があります。

短期・長期の移動平均線のクロスは、トレンド転換のシグナルとされています。短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に突き抜けるクロスは「ゴールデンクロス」と呼ばれ、上昇トレンドに転じる可能性を示します。反対に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に突き抜けるクロスは「デッドクロス」と呼ばれ、下降トレンドに転じる可能性を示します。移動平均線はボリンジャーバンド、 MACDなどの、他の様々な指標にも利用されています。

移動平均線の計算式は以下のようになります。 

7日間移動平均線の場合は、間近7日間の終値を足して7で割った数値となります。 200日移動平均線の場合は、間近200日間の終値を足して200で割った数値となります。

下記のBTC/JPY:日足チャートの7日間移動平均線は(1の終値+2の終値+3の終値+4の終値+5の終値+6の終値+7の終値)/7日間=1227736となります。この場合は、現在の価格である1261000は移動平均線の上で推移していることから強気トレンドであることを示唆しています。

MAの使い方

移動平均線の数値はトレーダーの好みや市場環境によってことなります。絶対的な正解はないため、自身のトレードスタイルと上手くマッチングする数値を選びましょう。バックテストの結果、収益性が高い数値を選ぶトレーダーも存在します。

下記のBTC/JPY:日足チャートでは、14日移動平均線がビットコインの4月からの上昇トレンドを上手く捉えています。ビットコインの価格が14日移動平均線を上回った日に買い、下回った日に売っていればほとんどの上昇トレンドに乗ることができていました。

14日間移動平均線を利用したトレードを行っていた場合、2回のトレードで約80%のリターンを計上することができました。移動平均線はトレンドフォローをしたいトレーダーに好まれるインジケーターです。

トレンドが発生している相場環境であれば移動平均線は、非常に優れたインジケーターになりますが、トレンドが発生していないレンジ相場ではノイズシグナルを発しやすくなります。

レンジ相場では価格が移動平均線を何度も上下に推移する場合があり、このような相場では損切りが増えてしまい収益を伸ばすことに苦労するでしょう。

2018年12月後半のビットコインは強い下落トレンドの後、40〜45万円のレンジで20日間ほど移動平均線の上下移動を繰り返しました。このようなレンジ相場では移動平均線は頻繁に買いと売りのシグナルを発します。

2018年12月後半のビットコインは強い下落トレンドの後、40〜45万円のレンジで20日間ほど移動平均線の上下移動を繰り返しました。このようなレンジ相場では移動平均線は頻繁に買いと売りのシグナルを発します。

下記のBTC/JPY:日足チャートのようにトレンドがない状態で移動平均線を使ったトレードをすると、ほとんどのトレードが微益か損切りになります。取引手数料なども考慮するとマイナスの収益になる可能性が非常に高くなります。

レンジ相場ではあまり機能しない移動平均線ですが、レンジ相場に入る前の強い下落相場であれば、下落の始めに売りでエントリーしレンジ相場の最初の買いシグナルでクローズしていた場合約45%の利益が見込まれました。

移動平均線はトレンドが発生している際にその効果を最大に発揮するインジケーターであるため、トレンドの有無を見極めつつトレードに利用することが重要です。

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