Weekly Technical Analysis:ビットコインは安値260万円から反発、レンジ高値を目指す
7月2週の週足

- 今週ビットコインは現在のところ1.6%下落した陰線を記録しています。下ひげを付けた週足となっており、底堅さも見られます。先週の週足は8.8%上昇した陽線を記録し、久々に強く買われました。引き続き約2ヶ月間の移動平均線となる8EMAを下回り推移しています。
- ビットコインは長期で高値を切り下げるトレンドラインを形成しています。このラインを超えるまでは、長期的に下落トレンドが続いていることになります。一方、週足のRSIは依然として低い値で推移し売られすぎ水準を示しています。現在は32で推移していますが、2018年以来の低水準となっています。
- 足元で底堅い値動きも見られるようになったビットコインですが、300万円より上位にはレジスタンスがあります。今後価格の反発があった際は、300万円近辺からは上値が重くなることが予想されます。
7月13日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、5.5%上昇した陽線を記録し、終値は278.9万円でした。昨日は一時260万円近辺の安値圏まで下落する場面が見られましたが、終値にかけて買い戻されました。安値圏では底堅い値動きが見られました。
- オシレーター・インジケーターは上昇と下落がマチマチとなっています。下落していたCCI(-36)は反発しています。Fisherは3日前にデスクロスが発生し、マイナス圏で下落しています。MACDは引き続きマイナス圏で上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX(27)は下落傾向にあり、トレンドが弱い状態を示しています。
- ビットコインは昨日の上昇で短期移動平均線(14EMA)近辺に近づきました。280万円を超え 14EMAの上位で推移できるか注目です。オシレーターは、長短期で上昇と下落が入り混じり強いトレンドを示せていません。
- 現在の相場には強い流れはなくレンジで推移しています。250万円から300万円がメインのレンジです。昨日もレンジ安値から買い戻され反発しており、今後はレンジ高値を目指す展開が予想されます。

価格は短期移動平均線の14EMA(279.6万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(322.2万円)は下落しており、長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(277.5万円)が先行スパン2(329.3万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-36)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.1)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(0.4)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-102971)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-138472)を上回り、売りシグナルは出ていません。










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