Weekly Technical Analysis:短期チャートは上向き傾向、300万円回復を目指す

7月1週の週足

今週の週足は現在のところ6.4%上昇しており、陽線を記録する可能性が高い状況です。先週は8.1%下落した陰線となりましたが、今週に入り価格は反発しており底堅い推移が見られます。
長期で見ると、引き続き高値を切り下げるトレンドラインを形成しています。週足は2ヶ月平均となる8EMA（324万円）を下回り、弱気トレンドが継続しています。一方、価格と移動平均線はかなり乖離しており、短期では価格が反発する可能性もあります。8EMAとレジスタンスラインがある320万円〜340万円近辺はかなり上値が重くなることが予想されます。
週足RSI（31）は売られすぎ水準の30近辺で推移しています。先週はRSIが28を記録し2018年12月以来の低水準を記録しました。ヒストリカルで見ると、大きなトレンドの転換点となってもおかしくはない水準です。

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、2.1%上昇した陽線を記録し、終値は279.3万円でした。一昨日、価格は小幅に下落しましたが、昨日は底堅い動きとなりました。日足は約1ヶ月ぶりに短期移動平均線（14EMA）を上回り、強気の値動きが戻ってきました。
オシレーター・インジケーターは短期で上昇しています。CCIは昨日プラス圏を回復し、強気示唆に変わりました。Fisherはマイナス圏で上昇し、プラス圏の回復間近です。長期オシレーターのMACDもマイナス圏で上昇が継続しています。
ボラティリティ指数のADX（39）は高値圏で推移も、足元で下落しています。弱気トレンドが減速していることを示唆しています。
ビットコインは昨日14EMAを上回り、チャートに大きな変化がありました。オシレーターも上昇しており、モメンタムの回復を示しています。
長期チャートはまだ弱気トレンドですが、足元で反発の傾向が強くなっています。日足では300万円近辺が間近の上値目処となります。短期のビットコインは買い需要の戻りがみられ、今週は底堅い値動きが予想されます。

価格は短期移動平均線の14EMA（277.5万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（334.2万円）は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（294.3万円）が先行スパン2（329.3万円）を下回り弱気示唆です。

強気バイアス・シグナル　:　CCI（9）はプラス域で推移しており強気示唆です。
弱気バイアス・シグナル　:　Fisher（-0.8）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.2）を上回り、売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル　:　MACD（-189060）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-232978）を上回り、売りシグナルは出ていません。

Weekly Technical Analysis:短期チャートは上向き傾向、300万円回復を目指す