Weekly Technical Analysis:短期相場に反転の兆し、週後半から流れ変わるか?
4月1週目の週足

- ビットコインの先週の週足は7.8%下落し2週連続の陰線を記録しました。終値は524.9万円を記録し、約2ヶ月間の平均となる8週移動平均線(8EMA)の上位は維持しました。
- 今週に入っても下落の流れが継続し価格は492万円まで下落する場面があり、一時8EMAを下回りました。しかし価格はここ2日間で上昇しており、今週の週足は下ひげを付ける形となり買い戻されています。このままの週足を維持できれば、反転の兆しが見えてきます。今週も移動平均線の上位を維持できるか注目です。
- 週足では600万円のレジスタンスが大きな上値目処となり、下値では安値を切り上げるトレンドラインが存在しています。ここ2日間の上昇も価格がトレンドラインに近づいたことで買い戻しが入りました。週足チャート全体を見ると、三角持ち合いのチャートを形成しており、いずれかのラインを割り込むまで強いトレンドは出づらい状況と言えるでしょう。
4月13日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーター(CCI、Fisher)がマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 昨日の日足は、2.6%上昇し2日連続の陽線を記録し、終値は516.2万円でした。ビットコインは昨夜から買われ始め高値を維持したまま終値を迎えました。一昨日の高値抵抗だった510万円を上回り、買い戻される動きが見られました。
- オシレーター・インジケーターは短期で底打ち感が出てきました。CCIは-115で推移していますが、昨日は上昇しています。Fisherは遅行線を上回り、ゴールデンクロスが発生しました。MACDはプラス域を維持も下落が継続しています。インジケーターは短期でモメンタムの回復を示唆しています。
- ADX(18)は下落しており、トレンドが弱い状態を示唆しています。
- ビットコインは今週の始めから売りが優勢となる状況が続いていましたが、週後半に入りようやく買いが戻ってきました。短期では強気な値動きが見られ、昨日までの下落懸念は後退しています。
- インジケーターでも短期で反転の兆しを見せており、モメンタムに変化が見られました。これまでの弱気目線を徐々に上げていく必要があるかもしれません。

価格は14EMA(529.5万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(514.5万円)は横ばい推移で、長期トレンドは中立示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(537.8万円)が先行スパン2(495.2万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-115)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-2.7)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-2.8)を上回り、売りシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD(8116)はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal(97977)を下回り、買いシグナルは出ていません。










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